補強・修繕時の気中空間を確保する
ライナープレートの仮締切工法
仮締切LPF工法とは?
仮締切LPF⼯法は、⽔中内の橋脚および構造物の補強を気中で⾏うための仮締切⼯法です。
ライナープレートと独⾃の部材で安全性と施⼯性を向上、部材を軽量化し、
狭隘部や⼈⼒施⼯を容易にすることで適⽤範囲を拡⼤します。
⼯期短縮
適⽤範囲拡⼤
安全性向上
プラットフォームを活用することで
- 材料
- 汎用部材を活用し各現場で発生する
製作部材を軽減し納期を短縮できる
- 管理
- 進捗が解りやすく
工程管理が安定する
- 施工
- 既設構造物に部材を取付け
安定架台上で陸上組立が可能
- 品質
- 組立の大半が陸上で
作業するので止水性が向上する
ライナープレートを使用した仮締切材の特徴
通常のライナープレート
製造ラインを使用するため
製作期間が短い
部材構成
施工実績
日本全国86件※令和6年1月まで
- 国土交通省12件
- 地方自治体66件
- 民間企業(鉄道等)8件
-
北海道・
東北地域青森県 下北橋
(小判形:φ6000×15106L×5500H)
-
北海道・
東北地域青森県 八戸シーガルブリッジ
(小判形:φ14000×23263L×7500H) -
関東地域
東京都 のぞみ橋
(小判形:φ7200×31064L×12500H) -
関東地域
神奈川県 烏帽子田橋
(小判形:φ4000×13106L×3500H) -
北陸・
中部・
東海地域静岡県 小塩橋
(小判形:φ5500×12094L×6000H) -
北陸・
中部・
東海地域愛知県 東雲橋
(矩形:5418×21432L×4500H) -
近畿地域
兵庫県 汐見橋
(小判形:φ6500×14193L×4000H 他5基) -
中国地域
広島県 睦橋
(円形:φ5300×7500H) -
四国地域
高知県 鏡川大橋
(小判形:φ7000×42011L×6000H) -
九州地域
大分県 鶴崎橋
(小判形:φ8500×14152L×7000H 他1基)
施工ステップ
仮締切LPF工法をご検討中の方へ
計画・設計から
お任せください。
形状・寸法をご提案し、工程・公示価格を算出いたします。
概要計画は過去の施工実績から10日程度で計画いたします。(要CAD図)
詳細計画は30日程度必要です。
成果品:設計計算(メーカー)・工程表・計画図
設計に必要な環境条件をもとに施工可否の判定を行います。
施工条件により仮締切材の高さや形状を設計します。
- 施工箇所
- ・現地踏査より現場環境条件を把握する。
- 流 速
- ・標準0.4m/s以下とする。
・施工可否の判決をする。※資料がない場合は現地踏査により判定
・規定流速以上である場合は施工可能範囲内の減速できる計画案を提示する。 - 施工環境
- ・施工可否の判定をする。
・水質、降雪地域、山間部、標高などを考慮し判定する。 - 構造条件
- ・堆積土砂の掘削が必要。※先行掘削
- 内空間
- ・指定がなければ、標準内空間2.0m程度で計画する。
・補強方法を踏まえ、内空間の幅を決定する。※最⾼⽔位
・標準は施⼯時最⾼⽔位以上。 - 仮締切高さ
- ・標準は最高⽔位より+0.5m以上とする。
・概算設計時点での高さとする。 - 形状
- ・円形 ・小判形 ・矩形 ・コの字形
施工管理
- 専属作業員により⾼品質(※)な仮締切を提供
※⼯程・⽌⽔性・均⼀な内空間 - 既設形状への柔軟な対応
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